2022年7月

相続
遺産分割後の認知/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 相続人の間で遺産分割が完了した後、新たに認知によって相続人になった者がいた場合、その遺産分割の効果はどうなってしまうのでしょうか。これについては、民法910条で定められていまして、遺産分割の効力に影響はなく、新たに相続 […]

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相続
検認の効果/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 前回、公正証書遺言を除く遺言は家庭裁判所において検認を受けなければならないことをお話しました。では検認をしなかった遺言書は無効になってしまうのでしょうか。判例は検認手続きを経なかったとしても、遺言書の効力には影響しない […]

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相続
遺言書の検認/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 遺言書は原則として、偽造や変造を防止するために、相続の開始を知った後、遅滞なく裁判所に提出して検認を請求しなければなりません。ですが、例外がありまして、公正証書遺言については検認を受ける必要がありません。公正証書遺言は […]

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相続
遺産分割の管轄裁判所/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 遺産分割の協議が整わず、裁判による遺産分割としたい時に、地方裁判所に提起することはできるのでしょうか。この点判例は、遺産分割について共同相続人の間で協議が整わないとき又は協議をすることができないときは、遺産分割を家庭裁 […]

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相続
相続放棄の効果/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

民法939条は、「相続の放棄をした者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。」と述べており、相続放棄には遡及効があって、相続放棄がされると、その相続人は被相続人が死亡した時に遡って相続しなかった […]

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相続
自筆証書遺言/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 遺言の方式には、普通方式と特別方式が有り、普通方式には自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言があります。自筆証書遺言とは遺言の全文、日付、氏名を自筆しなければなりません。筆跡によって遺言者の意思確認をするためです。な […]

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相続
相続人が不明の場合/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 相続人があるかどうかが不明な場合があります。そのような場合はどうなるのでしょうか。その場合は、被相続人が死亡した時に、相続財産は相続財産法人となります。そして、相続財産管理人が家庭裁判所の選任により置かれて相続財産の管 […]

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相続
法定相続分/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 法定相続分は民法900条に規定されています。①子と配偶者が相続人の時は、配偶者が1/2で子全員で1/2となり、②直系尊属と配偶者が相続人の時は、配偶者が2/3で直系尊属全員で1/3となり、③兄弟姉妹と配偶者が相続人の時 […]

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相続
死亡退職金/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 いわゆる死亡退職金は、相続財産となって相続分しか受け取れないのでしょうか。判例は、死亡退職金の支給規定を有しない財団法人において、理事長の死亡に際して、理事会の決定によってその死亡した理事長の配偶者に支給された退職金が […]

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離婚
離婚後の子の氏/日暮里駅台東区司法書士の相続・遺言ブログ

 夫婦が離婚をしても、その間の子の氏は、親権が父母のどちらに帰属するかにかかわらず、変動はありません。復氏した父母の氏に、子の氏を変更したい場合には、家庭裁判所の変更許可が必要です。その離婚をした夫婦のうち、子の親権者の […]

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