住宅ローン完済したら嬉しい(日暮里駅台東区/滝口総合司法書士事務所/荒川区の相続・遺言ブログ)
FPをしていると、よく御質問を受けるのが、「住宅は買うのと一生賃貸とではどちらが良いのか」です。これは永遠のテーマと言われていますが、それぞれメリットとデメリットが有りますので、最終的には正解は、人それぞれということになります。コスト的にはほぼ一緒と言われますが、老後の住宅の確保ということでは、持ち家が有利です。引っ越しの手軽さ、流動性においては賃貸が有利となります。
ですが、私なりの正解は、「資産価値が下がらない家を買う」です。具体的には、東京23区内の駅近の中古マンションを購入するのが正解ということになります。現時点で駅近の目安は徒歩7分以内と言われています。現在でも都心のマンション価格は高騰し続けていますが、今後も資産価値が大きく下がる可能性は非常に低いと私は考えています。都心の人口は増え続けますし、世界的にみても先進国の中では、東京の住宅価格はまだまだ安いからです。資産価値が下がらないので、賃貸と同じコストをかけても最終的には資産が残りますし、利便性が高いマンションは売り易く、貸しやすいため、流動性の問題も解決できます。ただし新築のマンションは初期費用が載っていて割高ですので、中古に限ります。
そして家を買って、住宅ローンを完済して資産価値のある住宅が残れば嬉しいですよね。
なお住宅ローンを完済したら、速やかに抵当権の抹消登記をして、抵当権を外しましょう。
当司法書士事務所では、抵当権抹消登記に力を入れておりますので、ぜひお任せ下さい。